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ペリネイタルケア 2018年 夏季増刊106ができますが、高いと遠くの構造が見えにくくなるため(図2)、満期の胎児を観察する際には、周波数を下げなければいけないこともあります。先が丸くなった4Dプローブは、コンベックスプローブの一つなのですが、3Dや4D画像で観察することのできるプローブです。妊娠28週前くらいまでの胎児であれば、胎児を立体的に観察でき、コミュニケーション超音波としても活用できます。●各種機能⿎フォーカス どんな超音波機器においても、より画像をきれいにするために自分でセッティングする機能があります。簡単に使用できる機能として「フォーカス」があります。モニター画面の横に三角形の印で示されることが多いです。フォーカスはカメラで言うならピントと同じなので、ピンボケした画像にならないようにするために調整します。図3に示すように、フォーカスを合わせた場合と合わせていない場合とで比較すると、ピントを合わせるということが分かると思います。周波数の特性図2周波数が高いプローブを使用すると、表面の画像は細かいが、奥まで画像が描出されない。周波数の低いプローブを使用すると、画像は少し粗くなるものの、奥まで描出される。4D画像で観察することのできるプローブである。妊娠28週くらいまでの胎児であれば、胎児の構造も良く観察できる。
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