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OPE NURSING 2019年 春季増刊 179第4章そのほかの術中管理に使用する薬剤局所止血薬D一般名(商品名)適応・メリット投与量・方法作用発現時間(投与量により異なる)作用持続時間(投与量により異なる)液状フィブリン接着剤(ベリプラストP、ボルヒール)▶小血管や血管吻合部位からの出血、実質臓器の出血。▶噴霧できるので広い部位をフィブリン糊で被覆可能。立体的な部位でも使用可能。▶用途に応じて0.5 ~5 mLの規格から選択。▶フィブリノゲン液、トロンビン液を作成し、創部に直接滴下または噴霧する。▶速やか▶数日(フィブリン塊が線溶で分解するまで)シート状フィブリン接着剤(タコシール)▶実質臓器の比較的広い部位からの出血。▶比較的平坦な広い部位を一度に被覆可能。▶用途に応じてシートの大きさを選択。▶凝固活性固着面を少量の生理食塩水で濡らし、創部に貼付。▶数分▶数日(コラーゲンシートが分解するまで)局所止血薬(トロンビン経口・外用剤)▶小血管や血管吻合部位からの出血、実質臓器の出血。▶安価。▶創部に直接滴下または噴霧。▶速やか▶1~2時間p.181p.181p.182共通ポイント薬剤名解説主効果による注意すべき変化▶アレルギー▶アナフィラキシー▶すべて▶人血液や動物血液由来成分が含まれるので、アレルギーやアナフィラキシーを生じる可能性がある。副作用▶血栓症▶ベリプラストP▶ボルヒール▶トロンビン▶血管内に流入すると血栓塞栓症を発症する可能性がある。費用▶比較的高価▶ベリプラストP▶ボルヒール▶タコシール▶組織接着剤は比較的高価であり、最大規格のものは5万円以上の薬価。

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