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術 には編これだけ!中場面①肩甲上腕関節の観察  (後方ポータルから前方のポータル作成)②肩峰下腔の 観察  (前外側、後外側ポータルの作成)③肩峰下除圧術   (後外側ポータルからの観察)④腱板断裂部の観察   (腱板修復のための視野確保、下準備)術者の操作肩後方からメスで皮膚、関節包を切離し、外套管を入れてから関節鏡を挿入。関節内を観察した後に前方ポータルを作成する。肩後方から肩峰下腔へ関節鏡を挿入。肩峰下滑液包をシェーバーで掃除。視野を確保する。その後、前外側、後外側ポータルを作成する。後外側ポータルから鏡視を行う。肩峰下の骨棘をアブレーダーで切除する。腱板断裂部の視野を確保する。修復腱板が鉗子で十分に引き出せるように周囲から剝離する。ここで修復のために使用するアンカーの数を決める。使用する器具メス(尖刃)、外套管、関節鏡(30°斜視鏡)、鈍棒、シェーバー。シェーバー、電気蒸散機器、メス。シェーバー、アブレーダー、電気蒸散機器。シェーバー、電気蒸散機器、グラスパー鉗子。器械出しシェーバー、電気蒸散機器。アブレーダー。グラスパー鉗子。内側列アンカー、メス、オウル(アンカー用)、ハンマー。器械出しシェーバー等の電気機器の作動を確認する。肩峰下除圧術でアブレーダーを使用するので準備する。肩峰下除圧術が終了すれば、内側列アンカー挿入、断裂腱板への糸装着と、手術のキモになる。ここでは腱板を十分に引き出すための操作を行う。シェーバー、電気蒸散機器、グラスパー鉗子を用いる。外回り看護シェーバー等の電気機器の設定、フットスイッチが術者の足元に準備されているか確認。灌流ポンプがうまく回っているか、灌流圧は適切に設定されているか確認(通常は40mmHg)。灌流液の残量をチェックする。少なくなっていればすぐに交換できるように準備する。水受け付きの覆布を使用する。床に水が漏れていないかもチェック。ここで準備しておこう!アクション&確認事項ざっくり !ざっくり ! 手術のタイムライン ! 時間経過~鏡視下腱板修復術~66OPE NURSING 2019 秋季増刊

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