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上腕骨頭腱板肩峰下面肩峰下腔(後方鏡視)③肩峰下除圧術 関節内の鏡視から肩峰下腔の鏡視に移り、まずは肩峰下の除圧術を行う。カメラは後外側鏡視とする。肩峰下腔の滑液包をシェーバーで掃除し、肩峰下面の骨を電気蒸散機器で露出させる。その後にアブレーダーで骨を削る。 骨の突出や変形は患者により異なるため、術前にある程度削る骨の量は決めている。 この場面は腱板修復を行う前の下準備に含まれる。電気蒸散機器、シェーバー、アブレーダーを使用するため、準備しておく。特にシェーバーとアブレーダーの交換、取り付けがスムーズに行えるようにする。インピンジメント症状の予防と視野の確保のために肩峰下の骨を削る。この操作にフォーカス!電気蒸散機器で肩峰下面の骨を露出させるアブレーダーでの肩峰下面の骨削り肩峰肩峰下滑液包アブレーダーシェーバー削る部分腱板(棘上筋)肩甲骨上腕骨頭アブレーダーで肩峰の下面を削りシェーバーで滑液包を掃除して視野をよくする。腱板はできるだけ掃除しないようにする。70OPE NURSING 2019 秋季増刊

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