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(2)部位別の疾患別術式チャート肩腱板断裂関節鏡視下腱板修復術上方関節包再建術リバース型人工肩関節置換術修復が可能であれば、関節鏡視下腱板修復術を行う。若年者で腱板修復が不能な例に対しては上方関節包再建術を行う。腱板修復が不能で高齢者、関節症の併発、偽性麻痺がある場合にはリバース型人工肩関節置換術を行う。反復性肩関節脱臼関節鏡視下関節包修復術烏口突起移行術一般的には関節鏡視下関節包修復術が行われる。しかし、関節窩の骨形態が悪い場合や、コンタクトスポーツによる肩関節衝突が強いと考えられる場合には、烏口突起移行術が考慮される。上腕骨近位端骨折観血的骨接合術人工骨頭置換術リバース型人工肩関節置換術手術が必要な場合には、まず観血的骨接合術が可能かどうかを考慮する。高齢者や骨折の粉砕が強い場合は人工骨頭置換術、さらに腱板断裂等を合併している場合にはリバース型人工肩関節置換術が行われる。鎖骨骨幹部骨折経皮的ピンニングスクリュー固定プレート固定若年者や骨折の固定性がある程度よい場合は、経皮的ピンニングやスクリュー固定を行う場合がある。不安定性や粉砕が強い場合にはプレート固定を行う。変形性肩関節症人工肩関節置換術リバース型人工肩関節置換術手術適応では人工肩関節置換術が行われる。しかし、腱板断裂の合併、関節窩の骨形態が悪い場合にはリバース型人工肩関節置換術を考慮する。肩〜肘A自治医科大学整形外科病院助教 西頭知宏肩14OPE NURSING 2019 秋季増刊

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