フォーカス!4操作の術野②エントリーホールの作成 イメージ下に骨折部の整復状況を確認後、ガイドワイヤーを挿入してプロテクションスリーブで軟部組織を保護しながらフレキシブルスターターリーマーで大腿骨をリーミングする。 牽引のみで整復位が得られない場合には、エントリーホールの作成前に骨折部を切開して直接整復する必要があるため、皮膚切開に必要なメスや、整復に必要なワイヤーやエレバトリウムなどを用意しておく。 イメージを操作する場合には設置場所とアームの角度をあらかじめ確認しておく。ネイルを挿入するための骨孔を大腿骨に掘削するプロテクションスリーブフレキシブルスターターリーマーこの操作にフォーカス!ドリルスリーブプロテクションスリーブガイドワイヤー大転子の頂部、またはやや外側方ガイドワイヤーを刺入する。適切なエントリーホールの作成はネイルとブレードの挿入位置や固定性に大きく影響するため、極めて重要な操作である。ガイドワイヤーX線透視画像57OPE NURSING 2020 春季増刊第章2股関節〜大腿の手術
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