第2章消化器内視鏡外科手術 A 食道・胃OPE NURSING 2021年 春季増刊 65手術室のセッティングの例吸引光学機器気腹装置麻酔器麻酔科医スコピスト器械台サブ器械台メイン器械出し看護師術者助手吸引エネルギーデバイス電気メスモニター(サブ)モニター(メイン)腹臥位胸腔鏡下食道切除術腹腔鏡下胃切除術(開脚位)吸引麻酔科医助手モニター(サブ)術者スコピスト器械台メイン器械台サブ器械出し看護師エネルギーデバイス光学機器気腹装置電気メス麻酔器吸引モニター(メイン)#I♥Endoscopic surgery:どうせなら創は少ないほうがよいと思って、単孔式内視鏡手術(TANKO)を始めました。創が小さいほうが、痛みも少ないだろうと思って、Needle(針状)機器を使い始めました。患者さんのメリットは大きいですが、手術は大変難しくなります。それを克服していくのもまた楽しいです。今後も新しいことにチャレンジしていこうと思っています。患者へのアプローチや外回り看護のポイントあんしんポイント 内視鏡外科手術では、麻酔器や生態監視モニターに加え、内視鏡装置やモニター、電気メスや超音波凝固切開装置などのエネルギーデバイスなど、多数の医療機器を使用する。術式や体位によって機器の配置は異なるが、手術がスムーズに行われるようにセッティングしよう。あんしんポイント 内視鏡外科手術では、特殊な体位や過度のローテーションをとる場合が多い。食道や胃の手術では側臥位や腹臥位、開脚位などの体位をとるので、体位の固定には細心の注意を払おう。あんしんポイント 手術中、術者に言われた機器や器材を、すぐに器械出し看護師に渡せるように準備しておこう。12320消化器内視鏡外科手術A:食道・胃第2章外回り看護師外回り看護師
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