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5節皮膚ケアwith NEO 2019 秋季増刊248・挿管チューブ位置を適切に保ち、呼吸状態の安定を図る。・テープの汚染や分泌物による粘着性低下などによって固定テープに緩みがある場合に貼り替えを行い、計画外抜管を予防する。・挿管チューブ位置の変更や固定テープによる皮膚トラブルの予防・対応。 挿管チューブ固定テープの貼り替えは、計画外抜管のリスクが高く、児にとってもストレスとなるため、必要最低限で行う。そのために、固定テープで口輪筋の動きを妨げないよう、貼付面積が最小限となるような大きさにする。テープの剝がれ具合、流涎や分泌物などによる湿潤などから、有効に挿管チューブの固定が行えているか、本当にテープの貼り替えを行う必要があるかどうかアセスメントする。実施時はミルクの投与前後を避け、安全に行えるよう人員を確保して行う。 児の大きさに合わせてカットした固定テープ、剝離剤、清浄綿、ガーゼ、頭部固定用の砂囊やゲル、おくるみ用のタオル 児を仰臥位にし、介助者が頭部・挿管チューブを固定し、実施者がテープの固定・貼り替えを行う。また、児の痛みやストレス軽減のため、おくるみなどポジショニングを整える。挿管チューブ固定部の頰部のケア、テープの貼り替え1.目的、適応・対象2.タイミング、所要時間の目安3.必要物品4.ケアの手順52テープ固定の方法、テープの貼り替え東京都立大塚病院NICU主任、新生児集中ケア認定看護師 鈴すずき・けいこ木恵子

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