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with NEO 2019 秋季増刊3 赤ちゃんとその家族のために、最善の治療・ケアを追求している読者の皆さん。忙しい日々の業務に励みながら研鑽を重ねるなかで、繊細な技術を要求される臨床の手技・ケアにおいて、「うまくいかない…」「こんなとき、どうすれば?」といった壁にぶつかることもあるのではないでしょうか。まさに日進月歩の新生児医療の分野では、一人ひとりの技術や知識も、それに合わせてアップデートしていく必要があります。日常的な治療やケアであれば、実際に先輩の手技を見学し、指導してもらいながら習得していくこともできますが、頻度の少ない手技やケアを全員経験できるわけではありません。 そこで、「この本さえあれば一通りの手技・ケアの基本を押さえることができる!」と頼りにしてもらえるような、新たな定番のテキストとなる1冊を目指して本書を企画いたしました。第1章では、新生児の解剖図や診察テクニックなど、まず必要な基本の知識を、第2章では蘇生や採血をはじめとしたドクターに役立つ治療・検査の手技を、第3章ではナースに必須の日常ケアから治療の介助まで─新生児医療における基本知識と、特殊かつ繊細な技術が求められる手技&ケアを67項目取り上げました。それぞれの手技・ケアで、最新の知見をカバーしています。 基本的な知識・流れが押さえられるようにビジュアルをたくさん用いて、さらに第一線でご活躍する執筆陣に、日々の臨床で培ったコツやポイント、アドバイスなどを盛り込んでいただきました。そして何より、WEB動画付きの項目は、文章や図では理解しづらい点を繰り返し動画で確認することができ、本当にわかりやすく、画期的なテキストになったと自負しております。 現場で困ったとき・悩んだときに本書を開けば、親身で核心をついた解説がきっとあなたを助けてくれるはずです。赤ちゃんのために力を尽くしている皆さんに役立てていただければ、これ以上にうれしいことはありません。2019年8月はじめにwith NEO編集委員会(50音順)荒堀仁美(大阪大学大学院医学系研究科小児科学助教)佐藤義朗(名古屋大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター新生児部門講師)千葉洋夫(国立病院機構仙台医療センター小児科医長)中西秀彦(北里大学医学部附属新世紀医療開発センター先端医療領域開発部門新生児集中治療学教授)和田雅樹(東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科教授)

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