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5Emergency Care 2018 夏季増刊いました。 また第Ⅱ、Ⅲ章では、小児および妊婦・授乳中の患者への対応および使用できる薬剤・使用してはいけない薬剤の選びかた・使いかたのポイント−とくにERでの対症療法で用いる際の薬剤の処方例について、高野稔明先生と佐藤信宏先生にわかりやすくまとめてもらいました。 このような多数の執筆陣によるテキストを作るにあたり、一般的に編集者の知人や学会で各分野での著明な方々に原稿依頼することが多いかと思います。しかし前書はメーリングリストで執筆希望者を募って制作作業がスタートしました。つまり編集者と面識がない、まったく未知数の方々を中心に原稿を依頼する形をとりました。執筆された先生方の新鮮な視点と私とのやりとりの中で多くのマジックが十分に発揮され、メディカ出版の増刊としてたいへんな売り上げがあり広い読者層に読まれる結果となりました。 そして2017年秋に出版社から本書改訂について打診がありましたが、本の編集はかなりの労力を使うため私自身当初改訂について乗り気ではありませんでした。しかし前回同様の分担メンバーが快く改訂に応じてくれたことが私の肩を押してくれました。新規薬剤の追加や内容のブラッシュアップで何度も原稿のやりとりに応じていただいた各分担執筆者のみなさんにはとても感謝しています。 救急の現場に飛び込んだばかりの新人レジデント、ナースには導入の辞書代わりとして、ベテランナースのみなさんには日々の知識・技術の確認として本書を活用してもらえればうれしいです。 さらに、学生時代以来の再会を前書から共同編集という形で協力してくれた同級生であり優れた救急医である志賀 隆先生にお礼をいいたいと思います。そして本書の改訂にあたって現場の視点を見直すにあたり、日々現場に関わっている当院ER加藤亜由子師長、ICU/CCU梅津慎一・山口剛史主任、そして新規薬剤の追加・本書全体のアイデアについて2018年春までERに在籍していた水島将吾、藤田一成、加藤喜丈さんら男性ナース陣にお世話になりました。 最後にふだんの日常ICU業務に加えて本書編集に追われる日々の中、あまり家庭をかえりみない自分を、日差しの強い晴れの日も雨の日も風の強い日も昼も夜も、日々絶やすことのない笑顔で見守り続けてくれる妻有美に感謝したいと思います。2018年5月 いつものICU奥にて洛和会音羽病院 ICU/CCU 大野博司はじめに

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