M081752
16/18
236 脳神経外科速報2017年臨時増刊 本項では,当院のHybrid ORの特徴ならびに使用方法の実際について解説する. 当院のHybrid ORの特徴の一つはその手術室の広さにあり,約10 m四方(100 m2)の敷地面積を有している(図1).そのため,麻酔導2Hybrid ORの大きさ入や開閉頭は通常と変わりなく行うことができる(図2).Hybrid ORで手術を行う対象疾患は複雑な脳血管障害であり,顕微鏡手術と血管内治療もしくは血管撮影を併用しさらには手術支援機器として運動誘発電位(motor evoked potential:MEP)やnavigation systemを使用すること多いが,当院のHybrid ORは十分なBAHybrid ORでの種々の状況と手術支援機器図2A:麻酔導入.B:開閉頭.C:顕微鏡手術.D:手術支援機器(MEPとnavigation).CDMEPnavigation
元のページ
../index.html#16