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no. 101撮影:西谷英雄聞き手岡山大学大学院脳神経外科准教授Kenji SUGIU杉生憲志廣畑優先生の横顔脳血管内治療の第一人者1年間200〜250症例を担当2第35回NPO法人 日本脳神経血管内治療学会学術総会会長(2019年11月21日〜23日)3今秋主催するJSNETのテーマは「脳血管内治療 :社会に対する貢献と責任」としました.血管内治療は,現在では多くの脳神経疾患に関して第一選択と言ってよい治療法になり,我々が社会=患者さんに対して貢献するのは当たり前で,責任が非常に重大になったと考えています.手術がうまくいかなかったときに,「患者さんが開頭は嫌だと言うので血管内で……」とか,「うちに運ばれてきたので仕方なく……」といったエクスキューズは,今の時代,許されません.特に動脈瘤ではそう.適応疾患,症例数も右肩上がりのこの時期だからこそ,もう一度治療の適応と安全性について振り返ってみたいと考えています.い脳血管内治療 の11の質問脳神経外科速報 vol.29 no.9 2019.9. 917

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