130082009
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脳血管内治療いまはたくさんの人たちが「血管内治療がやりたいです」と言って私のもとにやってきます.そのときに必ず言っているのは,「血管内治療は〈やりたい〉じゃなくて,もう〈やらないといけない〉領域になった.脳血管障害をやる若手は必ず習得しなければならない」ということです.カテーテル治療は運でやらずに,必ず理論付けして再現することが大切だと思っています.なぜうまくいったのかを理屈で考える.そうしないと,同じことをまた別の症例でやろうとなっても,できないのです.撮影:太田未来子※本対談は,2020年3月28日に,新大阪にある弊社会議室にて収録したものを元に構成したものです.兵庫医科大学脳神経外科主任教授Shinichi YOSHIMURA吉村 紳一聞き手脳神経外科速報 vol.30 no.9 2020.9. 929

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