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INFECTION CONTROL 2017年 春季増刊58 ラウンドでは、現場スタッフが感染対策を行ううえで困っていることや、「こうすればもっといいのに!」といった気付きや意見に耳を傾ける。これらの気付きや意見から院内共通の課題や感染対策の改善策が見出せる場合がある。 たとえば、以前、ラウンドで接触予防策を実施している患者対応を確認した際に、病棟看護師の「いろいろな職種の人が出入りするので、誰でも適切に着脱できるよう個人防護具の着脱順や方法が分かるポスターがあると助かる」という意見から、ICTが院内共通のポスターを作成し、病室に掲示するようになった。また、「手洗いを一生懸命するようになって手荒れするスタッフが多くなった」という意見から、手荒れラウンドは現場の意見を聴く機会とする。ラウンド資料②(擦式アルコール手指消毒薬使用状況と抗菌薬使用状況、抜粋)図22013/05-13/102013/11-14/042014/05-14/102014/10-15/032015/04-15/092015/10-16/03ハンドソープ払出量擦式アルコール手指消毒薬払出量使用回数〈○○病棟の擦式アルコール手指消毒薬使用状況(月平均の使用回数*)〉2013/05-13/102013/11-14/042014/05-14/102014/10-15/032015/04-15/092015/10-16/03アミノグリコシド系カルバペネム系キノロン系抗MRSA薬抗真菌薬セフェム系第1セフェム系第2セフェム系第3セフェム系第4ペニシリン系その他*使用回数(1患者1日あたりの擦式アルコール手指消毒薬の使用回数)=払出量(全量)÷1回使用量÷のべ入院患者数〈○○病棟の抗菌薬使用状況(月平均のAUD値*)〉*AUD値:1,000患者・入院1日あたりの使用密度=抗菌薬ののべ使用日数×1,000/月間のべ患者日数

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