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INFECTION CONTROL 2018年 春季増刊12くようになっています。感染症科医師が診療面に、感染管理看護師が感染対策面に主に対応するシステムになっています。感染症科医師と感染管理看護師が相互に情報を交換して、とても有益な連携を構築しています。また臨床現場で、臨床医が適切な標準薬を選択できるように感受性結果の表示も細菌検査部と相談し、表5から表6のように変更しました。カタカナの標準名を併記したこと、最小発育阻止濃度(minimum inhibitory concentration、MIC)の表示を削除したことで、不適切にMICを解釈し、MICの直接比較により、臨床アウトカムの比較になると誤解した処方が行われることがないようにシステム化しました。CのConsultationは、他科からの相談症例となっています。相談は多岐にわたり、ほぼ全診療科からご相談いただいております。コンサルテーションのシステムは、一人の患者から、複数の診療科の研修医教育にも非常に有益に機能します。多面的な診療を提供することで医療安全の確保ができますし、教育上も他の診療科の考え方やアプローチの仕方をみながら、チーム医療を実現でき、体験できるシステムです。包括的な抗菌薬適正使用推進Antimicrobial Stewardship Program(ASP)⃝採用抗菌薬の確認 (静脈注射、経口薬)⃝検査抗菌薬(既成パネル)の選定⃝報告抗菌薬の選定感染症科と薬剤部・検査部との連携表21.ペニシリンG2.アンピシリン3.アンピシリン/スルバクタム4.ピペラシリン/タゾバクタム5.セファゾリン6.セフトリアキソン7.セフェピム8.メロペネム9.バンコマイシン水戸協同病院感染症科推奨基本静脈注射薬 9個表3 1.アモキシシリン 2.アモキシシリン/クラブラン酸 3. セファレキシン (第一世代セフェム系) 4.レボフロキサシン 5.アジスロマイシン 6.クリンダマイシン 7.ミノサイクリン 8.ST合剤 9.メトロニダゾール 10.リネゾリド水戸協同病院感染症科推奨基本経口抗菌薬 10個表4

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