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114  透析ケア 2019 冬季増刊 栄養成分表示とは 2015年4月から、加工食品に含まれる栄養成分を表示することが法律で義務化され、私たち消費者は多くの加工食品の栄養素を知ることができるようになりました。 食品を購入するときに栄養成分を見ることで自分に合った食品を選び、食事管理に役立てましょう(図1)1)。 栄養成分表示の活用例として、たとえば弁当を購入する際には栄養成分表示を確認して、食塩相当量が少ないものを選んだり、エネルギー量が少ない食品を選んだ場合は、エネルギー不足にならないようにもう一品追加したりするなどの調整を行います(図2、3)1、2)。加工食品には一部を除いて、エネルギー(熱量)・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(食塩相当量で表示)の5項目の栄養成分を表示することが義務づけられています。パッケージの裏側や側面などに表示されているので、注意して見てみましょう。一方、生鮮食品(肉、魚、野菜など)には表示義務はありません。これらの栄養素は、食品成分表を使って調べることができます。A食品に含まれる栄養素量を簡単に知る方法ってあるの?Q42図1栄養成分表示の見方(文献1より改変)熱量 ○○○kcalたんぱく質 ○○g脂質 ○○g炭水化物 ○○g食塩相当量 ○○g栄養成分表示(100g当たり)食品のパッケージの裏側や側面に「栄養成分表示」と記されているのでよく見る。単位は100mL、1包装、1枚など食品によって異なるため、確認する。かならず表示されている栄養素はこの5項目。そのほか、任意でビタミンやミネラル、食物繊維やコレステロールなどが表示されている食品もある。

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