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73透析ケア 2020 夏季増刊第1章 透析関連の合併症治療薬08 下 剤特徴や注意点腸管内に水分を保持することで便を軟らかくします。効き目は速やかに現れます。便の硬さを一定に保つために、一度に大量に服用するよりも少量を何回かに分けて服用することが望ましく、保険適用外ですが、1回7mLを1日3回から開始し、便の硬さに応じて服用回数を自己調節する方法が報告されています2)。一般名D-ソルビトール半減期不明透析性不明用法・用量消化管のエックス線造影の迅速化および消化管のエックス線造影時の便秘の防止:エックス線造影剤に添加して経口投与する。添加量はエックス線造影剤中の硫酸バリウム100gに対してD-ソルビトールとして10〜20g(13〜27mL)他の剤形原末、内用液副作用腹痛、下痢、腹部膨満、放屁など便に水分を与える(軟らかくする)甘い下剤D-ソルビトール経口液糖類下剤特徴や注意点腸管内に水分を保つことで便を軟らかくします。いきみ、硬便、残便感などの便秘症状を改善し、自発排便を促します。透析患者の慢性便秘症の重症度を改善したという報告があります。耐性も生じにくく、透析患者でも減量の必要はありません。また、血糖値に与える影響はなく、糖尿病患者でも安心して使用できます。ほどよい甘みがあります。一般名ラクツロース半減期不明透析性不明用法・用量1回2包を1日2回経口投与する。症状により適宜増減するが、1日最高用量は6包まで他の剤形なし副作用下痢、腹部膨満、腹痛など慢性便秘症に適応がある本邦初のラクツロースゼリー剤ラグノスⓇNF経口ゼリー分包糖類下剤

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