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術前のチェック□□術後観察に必要な物品を準備します。■体温計、血圧計、パルスオキシメータ、聴診器、計量カップ(ドレーン排液や尿の量をみるもの)が患者さんのベッドサイドにあるか確認する。■酸素投与ができるように、ベッドサイドに酸素の機械がついているかどうかを確認する。■術後吸引が必要な患者さんに、すぐ吸引ができるよう、吸引器がベッドサイドにあるかどうかを確認する。その際、吸引が掛かるか、圧の確認も行う。■患者さんの点滴の内容・滴下速度の確認を行う。術後のチェック□□体温測定を行います。■38.0℃以上であれば医師に報告する。■36.0℃以下であれば保温を行う。□□脈拍測定を行います。■60〜100回/分が正常値のため、この範囲から外れた場合は報告する。□□血圧測定を行います。■収縮期血圧が180mmHg以上であれば痛みの度合いの確認を行う。■収縮期血圧が80mmHg以下であれば報告する。□□Sp02の測定を行います。■95%以上を保てているかどうかを確認する。□□尿量の確認を行います。■医師の指示量の尿量が確保できているかを確認する。□□心電図モニタの確認を行います。■異常波形が出ていないかを確認する。■頻脈(心拍数の上昇)の有無を確認する。■誤った位置に電極を貼っていないかを確認する。(弘田安弥佳、篠原小夏、川上雅美)バイタルサイン測定のダンドリ◆チェックシートもう見落とさない!消化器外科NURSING 2018春季増刊57第 章1バイタルサイン測定8消化器外科の必須ケア
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