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内科 除菌治療、内視鏡的切除ポリープの種類により治療方針は変わります。胃底腺ポリープは、治療を行いません。過形成性ポリープは、ヘリコバクターピロリ感染と関連があり、萎縮性胃炎を伴っています。まずは除菌治療を行います。除菌治療により消退することもあります。大きさが2cm以上であったり、経過中に増大傾向のもの、がん化が疑われるもの、出血しているものは内視鏡的切除(EMR[endoscopic mucosal resection:内視鏡的粘膜切除術]、ESD[endoscopic submucosal dissection:内視鏡的粘膜下層剝離術]、図5)を行います。腺腫性ポリープは、小さなものは経過観察としますが、大きさが2cm以上であったり、病変内に陥凹を伴うもの、発赤調のものはがん化やがんの併存の可能性があるため、EMR/ESDを行います(図6)。2.胃ポリープはこう治療する!治療の流れ胃底腺ポリープ:経過観察過形成性ポリープ:除菌治療内視鏡的切除腺腫性ポリープ:内視鏡的切除図5■EMRとESDEMRESDマーキング局部注射粘膜下層の剝離切除完了・止血病変生理食塩水スネア焼き切る図6■胃ポリープの内視鏡的切除発赤調のポリープ切除範囲消化器ナーシング 2019 春季増刊 175しっておこう!消化器の疾患と治療 - 3 胃の良性疾患と治療第章4

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