消化器ナーシング2021春季増刊0542章術後ドレーンのきほん～留置部位・術式・ケア～食道術後のドレーンとケア佐藤雄亮、本山 悟頸部食道切除術とドレーン101頸部食道がんの部位と切除範囲ドレーン留置部位遊離空腸再建後食道入口部（輪状軟骨下縁）から胸骨上縁までを頸部食道といい、ここにできたがんを「頸部食道がん」といいます。咽頭空腸吻合部と空腸胸部食道吻合部付近にドレーンを留置します。腹部から空腸を移植します。遊離空腸の動脈・静脈を、頸部の動脈・静脈と血管吻合します。さらに咽頭-空腸、空腸-胸部食道の2カ所の消化管吻合を行います。滲出液を排出することと、出血、リンパ瘻、縫合不全、血流悪化による遊離空腸壊死を早急に察知することが目的だよ！①空腸胸部食道 吻合部の 背側に留置②咽頭空腸 吻合部の 前面に留置胸骨上縁頸部食道がん咽頭空腸吻合部動脈・静脈吻合空腸胸部食道吻合部①②遊離空腸甲状腺輪状軟骨甲状軟骨気管
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