130132050
10/14

148整形外科看護2020春季増刊大腿骨と同様に、術前設計と同様の骨が切除できているか確認しているんだ5768脛骨骨切りインプラント挿入カクテル注射ドレッシング材貼付脛骨は骨軸に対して垂直に骨切りができるようにガイドを設置します。ガイドが脛骨の軸と一致しているか確認して、ガイドを脛骨に固定し、骨切りを行います。大腿骨、脛骨、膝蓋骨のインプラントを骨セメントで固定します。固定後に脛骨のインサート(ポリエチレン)を脛骨コンポーネントに固定します。すべてのインプラントを挿入後に閉創します。すべての骨切りが終わり、インプラントを挿入する前に関節の後方に術後の除痛のためにカクテル注射を行います。インプラント挿入後には前方にも注射します。カクテル注射には局所麻酔薬、止血薬、ステロイドなどが入っています。術後は出血などがあまりなければ、ドレッシング材を当てたままにしておきます。当院ではドレーンは使用していません。シャワーは防水のテープを当てて許可しています。2週間後にドレッシング材を除去します。カクテル注射は術後の除痛に重要な役割を果たすんだよ浸出液がなければ、創のチェックは基本的には必要なし!ドレッシング材インプラントガイドカクテル注射インプラントはセメントで強固に固定されるから、早期からの荷重、運動が可能になるよ

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る