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編集にあたって後藤禎久大塚眼科医院 視能訓練士 眼科の検査は、患者さんの訴えを形にするツール(tool)です。患者さんの訴えを一般検査で数値化し、特殊検査により画像化して、的確に医師へ伝えることが、眼科スタッフとしての大切な役割です。そのためには、検査機器を使いこなす技術が要求されます。 今回の増刊号は『眼科検査の進め方・見方 Q&A101』と題して、それぞれの検査でどのような機器を使い、どのように検査を進め、どのように結果を判断するのか、Q&A形式で検査の困りどころから正常値まで、たくさんの画像を使い、わかりやすく解説しています。 医師がどのような検査結果を必要としているのかを考え、疾患に応じた検査結果を出すことは、正確な診断・治療へとつながります。それぞれの検査時間は短く、侵襲も少ないですが、疾患に対して適切でなければ再検査が必要となり、患者さんの負担が増えます。 この一冊をうまく活用して、検査技術の向上にお役立ていただければ幸いです。

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