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編集にあたって松島博之 獨協医科大学眼科学教室准教授 眼科医療の現場でもたくさんの薬が使われます。しかも眼科領域は内服薬だけでなく、点眼薬が多いのが特徴で、どのような場面・疾患でどんな薬を使うのか、迷うことも多々あると思います。このような薬に関する疑問をまとめて解決するために本書を企画しました。 総論では、眼科で使用する薬の基本をやさしく解説し、点眼薬の押さえどころとして、小児や高齢者への点眼指導、そして、視覚障害者に対する点眼指導も学べます。各論では、実際の疾患をピックアップし、疾患ごとの薬の解説をします。検査や眼科処置においても薬は必需品で、これらの局面でもどのように薬を使うかについて、解説しています。そのため、薬に関する疑問は本書でほぼ解決できるはずです。薬に関する正しい知識を身に付けて、明日からの眼科ケアのステップアップに役立てて頂けることを願っています。 最後に、この企画に賛同し、忙しい時間を割いて、詳しく丁寧に解説くださった眼科スペシャリストの先生方に感謝します。さあ、皆さん、好きな項目から、眼科の薬の知識をたくさん吸収してください!

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