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①はレンズ押さえ、②はノ—ズピース(レンズ受け)、③はレンズテーブル(レンズ受け台)、④は印点装置、⑤はジオプターハンドル、⑥はターゲット回転リング(角度目盛環)、⑦はプリズムコンペンセーターであり、Aは視度調節環、Bはスクリーン、Cは表示部、Dは表示画面である。 図1  レンズメータの種類と各部の名称⑥⑥⑦⑦①①①②②②③③③⑤⑤④④④ABDC③オートタイプ(TL-5100、トーメーコーポレーション)①望遠式(LM-8、トプコン)②投影式(LM-770、ニデック) まずはレンズの種類が単焦点レンズなのか、累進屈折力レンズなのか、二重焦点レンズなのかを確認しましょう。累進屈折力レンズなら設計種類は遠近両用型(以下、遠近両用)、中間・近方重視型(以下、中近用)、近方専用型(以下、近近用)のどれか、加入度数はいくつかを把握します。 次にレンズメータを使用してレンズの度数を測定します。細かい操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書で確認しましょう。ここではマニュアルタイプの測定方法について、解説します。●測定準備 ジオプターハンドルやプリズムコンペンセーターをすべて0にしたときにターゲットの中心とスケールの中心が重なっていることを確認します。 望遠式の場合は視度調整を行います。このとき、調節の介入を防ぐために視度調節環はプラス側からマイナス側に動かしましょう。●乱視がないレンズの測定(図2)①眼鏡レンズの後面をノーズピースに当て、レンズを押さえて固定します。②ターゲットの中心とスケールの中心を一致させます。③コロナターゲットが正円に見えるため、プラス側からマイナス側にジオプ検査の流れ眼鏡合わせに必要な検査5章眼科ケア 2019年 秋季増刊  115

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