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6章事例で理解!眼鏡合わせの実際井上眼科 視能訓練士 越智進太郎 おち・しんたろう眼精疲労、近見障害を訴える患者さん 症例データ  患者さんは45歳の男性です。職業は医療従事者です。仕事は、デスクトップのモニター画面と手元のタブレットパソコンやカルテを見ることが主体です。VDT(Visual Display Terminal)作業を1日8時間程度行っており、眼精疲労、近見障害を訴えて、井上眼科を受診しました。 患者さんの訴え 眼精疲労、近見障害があり眼鏡を処方してほしいという訴えがありました。 各検査の結果 眼圧R)16mmHgL)16mmHg眼底異常なし中間透光体異常なし涙液層破壊時間(tearfilmbreak-uptime;BUT)R)10、9、10秒 AVE9.7秒L)10、7、9秒 AVE8.7秒他覚的屈折検査(オートレフラクトメータ)R)S−5.50D()C−1.00D Ax165°L)S−5.50D()C−0.50D Ax20°自覚的屈折検査R)1.5×S−5.00D()C−0.75D Ax165°L)1.5×S−4.75D()C−0.50D Ax20°ケース①①近視の眼鏡合わせ166  眼科ケア 2019年 秋季増刊

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