3章よく行う検査を学ぼう③撮影モードの選択 赤矢印の「HD Raster(1or5Line)」を選択すると、測定ラインは180°(水平)方向になります。あらかじめ眼底写真(カラー・FA)を確認し、必要に応じて、黄矢印のアイコンで測定ラインを90°(垂直)に設定し、測定します。測定ライン⑦測定結果の確認と保存 5Line Rasterは約1秒で測定終了し、結果が表示されます。5枚の画像が撮影され、中央の1枚に黄斑部の凹みが確認できれば赤矢印のアイコンで保存します。機器により画像の信頼係数の表示方法が異なります。⑧MacularCubeでの測定 赤矢印の「Macular Cube 512×128」を選択します。Macular Cubeは約3秒の測定時間ですが、瞬目やわずかな固視のずれが結果に影響します。測定前にまばたきをしてもらい、「1、2、3……」と数を数え、固視を促しながら測定します。④測定光入射位置合わせ 画面左下の眼底画像全体が明るくなるように、赤矢印のアイコンで測定光の入射位置を合わせ、黄矢印のアイコンで虹彩のピントを合わせます。ⓐⓑⓐ測定光入射位置ⓑ眼底画像眼科ケア 2020年 春季増刊 97
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