まぶたに細菌が感染して起こる病気 麦粒腫は感染による急性化膿性炎症により眼瞼が部分的に発赤、腫脹します。自発痛や圧痛があることが特徴です。起因菌は眼瞼の常在菌である黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が大部分を占めます。眼瞼の外側にある皮脂腺（ツァイス腺）や汗腺（モル腺）に感染を認める「外麦粒腫」と、眼瞼の内側にあるマイボーム腺に感染を認める「内麦粒腫」に分類されます。まぶたに細菌が感染して腫れる「麦粒腫」「麦粒腫」❶さいたま赤十字病院眼科副部長中川 卓 なかがわ・すぐる 「麦粒腫」「麦粒腫」まぶたが赤く腫れてきた外麦粒腫痛みがある4444眼科ケア 2021年 春季増刊
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