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呼吸器ケア 2018 夏季増刊49Part 5気管挿管・抜管に関する物品・器具・機器スタイレットは、気管チューブの内腔に挿入してその形状を安定させることで、気管挿管を容易にするための器具です。スタイレットの先端が気管チューブ先端やマーフィー孔から出ないように、気管チューブより1〜2cm短い位置まで挿入して、ストッパーを使用したり、折り曲げるなどして長さを固定しておきます。また、患者の気道に合わせて先端側を弯曲させておきます（図1）。挿管されたら、気管チューブを固定しながら介助者が静かにスタイレットを引き抜きます（図2）。この物品は何のためにあるの？15スタイレット図1スタイレットの使用方法①気管チューブにセットし、弯曲させた状態。図2スタイレットの使用方法②気管チューブを固定しながら、静かに引き抜く。