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食事場面での環境や使用道具と操作の状況を記録する。時間の経過に伴う動作の変化を記録する。口や上肢の動きだけでなく、姿勢について観察したことを記録する。Case2患者:Bさん、60歳代、女性。夫と長男家族(3人)の5人暮らし、夫は70歳代で定年退職し、その後無職。長男夫婦は共働きであり、孫の面倒や家事を行っていた。現病歴:右被殻出血を発症し、保存的治療にて状態が安定する。左片麻痺は、ブルンストローム・ステージ(表1)上肢Ⅱ、手指Ⅱ、下肢Ⅲ。高血圧の既往があり、50歳代から降圧薬を内服している。入院中の血圧は収縮期圧130mmHg台で安定している。自宅退院を目指して3週目に回リハ病棟に転棟となる。リハビリテーション(以下、リハ)の準備のため、看護師の見守りのもと更衣を行ってもらった。左片麻痺の患者が端座位になり、前開きの上衣を着ている場面成果目標運動着への着替えが自分でできる適切な衣類の選択ができる目標自身で更衣ができ、活動への意欲が湧き行動範囲の拡大ができる⃝更衣の手順や衣類の操作状況、所要時間⃝終了時の着衣の乱れの確認⃝衣類の選択状況O-P⃝上衣は座位で実施⃝衣類の選択を促す⃝上衣の準備を介助したうえで開始⃝手順を声に出し、確認しながら実施T-P⃝衣服の準備時の確認事項について指導するE-P882018秋季増刊
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