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11Nutrition Care 2019 冬季増刊第章1経腸栄養法と経腸栄養剤 ❶投与ルートの選択と管理上の注意点れらを踏襲して臨床栄養が行われています。 経腸栄養剤を投与する際の投与アクセスには、図のようにさまざまなものがあります。そこで、経腸栄養の投与アクセス、チューブ先端留置位置、投与アクセスの選択基準から、これらの関係を述べます。経皮経食道胃管(PTEG)経皮的胃瘻(PEGなど)経皮的空腸瘻(NCJ、PEJ)経鼻胃管(NGT)経鼻空腸管 (NJT)経鼻十二指腸管(NDT)経胃瘻的空腸管(JET-PEG)経腸栄養投与アクセスの種類図経腸栄養の絶対的・相対的禁忌表1絶対的禁忌相対的禁忌⃝腸閉塞⃝高度の消化管狭窄⃝高度の消化吸収不良⃝難治性嘔吐⃝麻痺性イレウス⃝難治性下痢⃝活動性消化管出血⃝汎発性腹膜炎⃝短腸症候群(急性期、残存小腸50cm以下)⃝循環動態が不安定(血圧低下、多量のカテコラミン使用、多量の輸液や輸血が必要)

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