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60代 男性 尿管癌での激痛症例主訴と経過1 腹部から背部に激痛がありました。強烈ながん性痛に非オピオイド鎮痛薬が効かず、ベッド上で叫びうなっている状況でした。A問題となった出来事 痛みが強すぎて病棟看護スタッフとのコミュニケーションが取れず、看護ケア・サポートができない状況でした。もともと難しい性格の患者さんで看護スタッフの言うことを聞かないかたでした。B介入・サポート方法 緩和ケアチームに緊急連絡が入りました。電話連絡の内容から、ただちに強オピオイドを取り寄せて投与する必要があると判断して、フェンタニルの処方手続きを先行させて病棟診察に行きました。病室での診察を行うというより、麻薬を使用することを説明するためですが、予想通り叫びうなっている患者さんには、こちらの言うことは頭に入っていない状況です。「いまから麻薬を使って痛みを抑えます。いいです症例疼痛マネジメントの基本まずは激痛を抑えよ!~ケア・サポート力発揮のために~234  YORi-SOUがんナーシング 2019 春季増刊

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