眼科グラフィック vol.1 no.1 2012.10. 1はじめての眼瞼下垂手術特集① どんな症例も初めて手掛ける時があるものです．0から1に踏み出すその一歩は計り知れず，不安や問題点が目について，やらない理由の方が勝ってしまうことでしょう．ただ「初めて」を克服しなければ前進はないのです． この企画では，最近眼瞼下垂手術を始めたばかりの先生方に執筆をお願いし，“症例の選び方”や“手術を終えて思うこと”を率直に書いていただきました．高齢化が進むなか，眼瞼下垂手術は需要が高まっている症例と言えます．しかしニーズはあっても執刀者が不足しているのが現状です．そんなこれからの分野で，新たな挑戦をする先生方の発見や気づきを共有できるのが今回の特集です．眼瞼下垂の分野を共に盛り上げるために，この企画でご執筆くださった諸先生方には感謝いたします． また，これまで興味はあっても実際に執刀する機会を逃しておられた先生方にとって，この特集が後押しとなり，1歩を踏み出すきっかけになることを期待してやみません．プランナー野田実香 Mika Noda慶應義塾大学医学部眼科学教室〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
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