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第1部座談会 介護保険の未来を語るPart 1 介護保険が生み出したもの医療と介護 Next 2018 秋季増刊廣ひろ江え研けん社会福祉法人こうほうえん(1986年設立、本部は鳥取県米子市)理事長。特別養護老人ホーム、老人保健施設、保育園などを複合的に展開、事業所数は123に及ぶ。冒険家の故・植村直己と大学山岳部同期で親交があった。田た中なか滋しげる埼玉県立大学理事長、慶應義塾大学名誉教授。専門は医療経済学、医療・高齢者ケア政策。社会保障審議会委員、協会けんぽ運営委員長などを務める。日本介護経営学会会長、地域包括ケア研究会座長。伊い原はら和かず人ひと厚生労働省大臣官房審議官(前医療介護連携担当、現在は総合政策(社会保障)担当)。介護保険制度の創設、医療保険改革、少子化対策などに携わる。27年前、国民皆介護保険を訴える提言を月刊誌に寄稿した経験をもつ。中なか村むら秀しゅう一いち医療介護福祉政策研究フォーラム理事長、国際医療福祉大学大学院副大学院長。旧厚生省入省後、老人福祉課長、老健局長、社会・援護局長などを歴任。20代で在スウェーデン大使館に出向、高福祉国家の政策を学んだ。介護保険の未来を語る第1部 座談会Part 1 介護保険が生み出したもの高齢化が進んで必然的に誕生した地域包括ケア──6Part 2 介護保険の財政は危ないのか緻密な設計に支えられて 制度は持続する──15Part 3 介護の生産性を上げるには先端技術と元気高齢者が 危機を救う──22Part 4 介護と介護保険の未来2040年の地域包括ケアは 多世代共生へと深化──31インタビュー深化する地域包括ケア──38介護保険制度が始まって20年近くたつ。この間、14の内閣が政権を担当し、経済情勢も大きく変わっ た。この先は人口構造が激変し、 後期高齢者の増加と生産年齢人口 の減少が日本社会に影響を及ぼす ことが必至である。介護保険はこれからどうなるのか、どうするべきか。制度創設に関わっ た識者が語り合う。

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