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1章1中心静脈カテーテルに関する局所解剖17図1.鎖骨下穿刺経路鎖骨の下方から鎖骨下静脈を穿刺して、鎖骨下静脈から腕頭静脈を経由して上大静脈まで挿入する。図2.鎖骨上穿刺経路鎖骨下静脈と内頚静脈の合流部を穿刺する。左側から行ってはいけない。図3.内頚静脈穿刺経路胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭および鎖骨によって形成される頚三角内の皮下約1㎝の深さの内頚静脈に穿刺する。図4.外頚静脈穿刺経路通常は体表より見える外頚静脈に穿刺する方法と静脈切開により挿入する方法がある。血管の走行方向には注意を要する。図5.橈側皮静脈穿刺経路上腕外側を経由して肩の部分で鎖骨下静脈に合流する橈側皮静脈に、肩の部分で静脈切開を行いカテーテル挿入する方法が一般的である。

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