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16 インスリンは注射部位(図3)によって吸収速度に違いがあり、腹壁→肩・上腕→臀部→大腿の順番に吸収が早い。 通常は、インスリン皮下注射による脂肪組織萎縮や硬結を防止するために2~3cmずつずらして注射する。 入浴や運動(上腕部や大腿部へ注射の際)によって吸収が早まり低血糖を誘発することがあるので注意する。インスリンの注射部位の差異による吸収速度の変化図3.インスリン皮下注射に適した部位

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