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1時間目1st Lesson8呼吸とは？　呼吸とは何をしているか。大きく見ると酸素を吸って二酸化炭素を吐くのが呼吸です。空気中にある酸素を体の中に入れて、脳などのあらゆる組織で酸素を消費することによって身体活動が行われます。それによってできた二酸化炭素を体の外に放出するのが呼吸といっていいでしょう（図1）。　正常な肺の呼吸では、息を吸い込むと肺が膨らみ、息を吐くと肺がしぼむという動作を1分間におよそ12〜15回行っています。今、おそらく皆さんも普通に呼吸していると思いますが、健常者ではあまり抵抗を感じることなく自然に行われるものです。たのしイイ　低酸素血症の基礎知識図1 酸素と二酸化炭素の交換肺胞組織血管外呼吸内呼吸まず、ごくごく簡単に呼吸とはどういうことをしているのか、という非常に簡単な基礎の話からさせていただきます。