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9第1部 先天性心疾患概論   1先天性心疾患の頻度見つかることもある. 成人期に新たに発見される疾患では,心房中隔欠損が多い.成人以降に発症するものに心房中隔欠損症,右室二腔症,バルサルバ洞破裂,大動脈二尖弁などがある.引用・参考文献1)中澤誠ほか.わが国における新生児心疾患の発生状況.日児誌.90,1986,2587.表2│疾患と発症年齢新生児−乳児期に発症する疾患大きな左─右短絡のある疾患心室中隔欠損(大欠損)房室中隔欠損症動脈管開存症大動脈縮窄複合大動脈肺動脈窓総動脈幹症チアノーゼ性心疾患大血管転位症総肺静脈還流異常症純型肺動脈閉鎖症ファロー四徴症+肺動脈閉鎖三尖弁閉鎖症+肺動脈閉鎖左心低形成症候群幼児−小児期に発症する疾患中程度の左−右短絡のある疾患成人期に新たに発見される疾患心房中隔欠損症大動脈二尖弁修正大血管転位症

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