8不整脈・心筋梗塞や狭心症による心電図変化、心拍数の変化を観察します。12誘導心電図とは異なり、少ない電極数で、患者さんが安静にしていなくても、24時間連続して心電図波形を観察することが可能です。リアルタイムで異常の早期発見・対処が行えます。電極は3極が一般的ですが、5〜12極のものもあります。心電図モニターP.62こんな機器があります2有線式心電図モニター(ベッドサイドモニター)無線式心電図モニターケアのポイント心電図モニターの電極を貼った後は、必ず波形がうまくとらえられているか確認しよう患者さんの状態や医師の指示に従い、アラームを設定しよう心電図モニターのアラームは不整脈や心拍数の変化を早期に発見してくれるが、誤報も多くみられる。アラームが鳴ったら必ず患者さんの状態を確認しよう誤報が多いからといって、アラームをOFFにはしない電極のテープをはがす際には皮膚損傷をおこす可能性があるため、ゆっくりはずそう。1日1回、電極シールを貼り換えよう詳細な心臓の状況を確認するには、モニター心電図だけで判断せず、標準12誘導心電図をとる必要があるシールになっている赤黄緑電極の装着位置左鎖骨下送信機から無線で情報を端末に飛ばして、ナースステーションなどで監視する方法コードを直接モニターに接続する方法右鎖骨下側胸部で左肋骨の下端あたり心電図のアラーム音は患者さんからのサイン。はじめはビックリするけど、大事なサインを見落とさないでね。
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