循環器病棟ってどんなとこ?9章1輸液ポンプは、点滴の投与量と速度を設定することができます。自然滴下では、患者さんの体位や体動、静脈圧の変化などにより投与量・投与滴下が影響を受けることがあるため、輸液ポンプを使用することで、安定した輸液量を投与できます。厳密な輸液管理や水分バランス管理が必要な場合や、高カロリー輸液を投与する場合に、用いられます。1時間あたりの投与量を設定できますが、正確に投与されているか必ず確認が必要です。輸液ポンプケアのポイント皮膚とパッドが接触する部分に火傷がおこる可能性があるため、金属類、貼ちょう付ふしている薬剤はすべて取り除こう水分が残っていると十分な効果が得られない可能性があるため、汗はタオルで拭き取り、からだがぬれていないか確認しようパッドが皮膚と密着していないとしっかりと電気を通すことができないため、パッドの貼付場所に毛が多い場合は取り除こう実施後は皮膚が火傷をおこしている可能性がある。皮膚の観察を行い適切な処置をしよう輸液ポンプのスタンドへの装着除細動器は医療現場ではDディーCシーとよばれ、不整脈の治療に使われます。心室細動・心室頻拍などの致死性不整脈に対して使用されます。伝導用ゼリーもしくは、伝導用パッドを用います。除細動は、心筋に高エネルギー電流を瞬間的に流して、その作用によって心臓全体に同時に興奮をおこし正常洞調律に回復させます。除細動器ポンプを高い位置につけると重さでスタンドが転倒しやすく危険。スタンドが安定して倒れにくい低めの位置に装着しよう伝導用ゼリー伝導用パッド患者さんの気持ちになって考えるのを忘れないで。細かいことにも気がつけるよ。
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