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抗不整脈薬第1章強させるため用量を調節する)、サルファ剤(サルファ剤の抗菌作用を減弱させる)。作用:Ⅰa群抗不整脈薬であり、ナトリウム(Na)チャネルと一部Kチャネル遮断作用により、脱分極抑制、再分極延長による不応期の延長で不整脈を抑制する。副作用:心室性不整脈、全身性エリテマトーデス(SLE)様症状(発熱、紅斑、筋肉痛、関節炎)、無顆粒球症。投与管理のポイント新規不整脈を誘発する可能性がある。致死性不整脈だけでなく、PQ延長、QRS増大、QT延長、徐脈、血圧低下などの異常所見にも注意する。頻度としては低いがSLE様症状、無顆粒球症などの副作用もある。SLE様症状としては紅斑や筋肉痛が見られる。無顆粒球症の初期症状としては発熱、倦怠感、咽頭痛があり血液検査で定期的に白血球分画を測定する。腎排泄であり、腎機能低下時では代謝産物によるQT延長が著明に出ることがある。心室細動などの致死性不整脈の副作用があるため、持続的な心電図モニターでの監視が必要。徐脈、血圧低下、QT延長などの心電図変化に注意する。SLE様症状(紅斑、筋肉痛)、無顆粒球症に注意。腎機能低下例ではQT延長に注意。❶❶❷❷❸❸血行動態の保たれた持続性のwide QRS頻拍に対して、プロカインアミド塩酸塩静注群はアミオダロン塩酸塩静注群と比較して、重大な心関連副作用が少なく、有効性も高かったとされる1)。(井土智嗣)循環器の治療薬1部17

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