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9はじめての消化器内視鏡看護消化器内視鏡の基礎知識第1章内視鏡システムとは(→p.12)●スコープのコネクターを本体装置につなぎ,対象臓器が上部消化管であれば経口または経鼻,下部消化管であれば経肛門的にスコープを挿入します.●本体装置の画面に,スコープ先端からの画像が映ります.それを見ながら手元の操作部で内視鏡のアングルの調整をはじめとしたさまざまな操作が可能です.◎内視鏡システムは,大きく分けて「本体装置」と「スコープ」で構成されています.内視鏡検査・治療の大まかな流れ●食事上の注意●内視鏡検査・治療の決定●処置後の観察●ねぎらいの言葉かけ●スコープの抜去●検査当日の最終確認●各種モニタリング/血管確保●体位保持●タイムアウト●スコープの挿入検査・治療開始検査・治療終了検査や治療などの処置前日まで●気泡・粘膜除去のための薬剤内服 など●経口腸管洗浄液の内服●絶食前処置当日リラックスのための援助内視鏡看護師に求められる役割❶内視鏡に関する高度な知識と技術を備え,処置・作業の流れを予測して,的確な処置介助を行う❷内視鏡に関する処置介助と苦痛緩和などの看護技術を並行して提供する❸限られた検査(治療)時間のなかで患者を理解し,個々に合わせた介助・説明を行う

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