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8消化器病棟ではこんな知識や技術が習得できます3消化器病棟では口腔から大腸・肛こう門もんまでのたくさんの臓器にかかわるため、実際の臨床での経験からもたくさんの知識を習得できます。また、消化器外科では周しゅう術じゅつ期き管かん理りについて、消化器内科では内ない視し鏡きょう治ち療りょうを中心とした知識や技術も習得できます。ここではおもな3項目をご紹介します。消化器外科では術前処置や術後のドレーン管理、創そう傷しょう管かん理り、疼とう痛つう管かん理りなどの周術期管理を学ぶことができます。術後に複数のドレーンが挿入されてくることが特徴で、ドレーン排液の性状や量から患者さんの身体の状態をアセスメントする知識が必要となります。周術期管理の知識や技術など栄養管理の知識など消化管の安静を保つために絶飲食となる患者さんが多いため、輸ゆ液えき管かん理りやTPN(中心静脈栄養)管理が必要となります。また退院に向けて、自宅での食生活について指導をする場面もあり、経験を通して栄養管理に関する知識も習得できます。手術でストーマ(人じん工こう肛こう門もん)を造設する患者さんがたくさんいます。ストーマ造設に関するオリエンテーション、サイトマーキング(位置決め)、装そう具ぐ交こう換かんの指導、退院後の生活指導や装具の管理指導など、ストーマに関する知識と技術を要する場面がたくさんあります。ストーマに関する知識や技術など[濱中秀人] どの項目も患者指導があり、奥が深いので、少しずつ楽しく学習していくことが大切です。

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