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岩手医科大学医学部脳神経外科教授—監修者を代表して2017年12月小笠原邦昭本書は、「ブレインナーシング」誌で好評であった“解剖”と“疾患”をテーマにしたそれぞれの特集をベースに書籍化したものです。よく先輩ナースあるいは医師から、「病気を知るには解剖生理という基礎が大切」といわれると思います。実はそういう先輩ナースあるいは医師も「解剖生理」を覚え、理解するのに四苦八苦したはずです。「解剖生理」は「病気・疾患」の基礎であることは事実ですが、「病気・疾患」と別個に学ぶと味気ないものとなり、すぐに眠くなります。正常な「解剖生理」が壊れて起こるのが「病気・疾患」であり、両者を一緒に学ぶと、互いをよく理解できるようになります。本書はこのようなコンセプトのもとに、寝っ転がって読んでいただけるように、“先輩ナースが手描きでまとめたノート”というイメージで制作されています。皆さんの日常臨床に役立つことをお約束します!!