作用時間：半減期は腎機能に反比例し1〜36時間程度。適応：頭蓋内圧亢進、頭蓋内浮腫の治療、頭蓋内圧亢進、頭蓋内浮腫の改善による下記疾患に伴う意識障害、神経障害、自覚症状の改善。脳梗塞（脳血栓、脳塞栓）、脳内出血、くも膜下出血、頭部外傷、脳腫瘍、脳髄膜炎、脳外科手術後の後療法、脳外科手術時の脳容積縮小、眼内圧下降を必要とする場合、眼科手術時の眼容積縮小。禁忌：先天性のグリセリン、果糖代謝異常症の患者、成人発症Ⅱ型シトルリン血症の患者。慎重投与：心臓、循環器系機能障害の患者（循環血液量を増やすため心負荷がかかる）。腎障害の患者（水分、塩化ナトリウムが含まれているため）、糖尿病患者（非ケトン性高浸透圧性昏睡の可能性あり）。作用：すみやかで強力に頭蓋内圧や眼内圧を下げる作用がある。脳浮腫に対して使用する。副作用：乳酸アシドーシス（頻度不明）、頭痛、口渇、悪心、低K血症など。薬価：グリセオールⓇ注（200mL227円、300mL345円、500mL579円）。投与管理のポイント①すみやかに頭蓋内圧を低下させるには急速に投与を行う必要があり、通常、1回200〜500mLを1日1〜2回、500mLあたり2〜3時間かけて点滴静注するため投与速度は150〜250mL/時で投与する。脳外科手術時の脳容3.3. 一般名濃グリセリン商品名：グリセオールⓇ、グリセレブⓇ、グリセリン・果糖「HK」、グリポーゼⓇ、グリマッケンⓇ注、ヒシセオールⓇグリセオールⓇ注22
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