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4 ⑥鼻出血を起こした経験  (手指刺激など,きっかけとなる状況の有無) ⑦過去の鼻出血の有無 ⑧既往歴の有無 ⑨内服状況  (抗凝固薬・抗血小板薬の有無)看護のポイント ①バイタルサインと出血状況から早急な診察が必要か判断する. ② バイタルサインが安定していても迷走神経反射を起こすことがあるため,目の届くところに誘導し,注意深く観察を継続する. ③ 出血のために精神的な動揺がある場合は,不安を最小にできるよう声かけを多く行う. ④エプロンを着用してもらい,衣服への汚染を最小にする. ⑤ ガーグルべースン,ティッシュペーパーを渡し,血液を飲み込まないで出すことを伝える.C咽頭疾患患者の看護 咽頭痛・嚥下痛・発熱が主症状であるが,炎症が重症化した場合には呼吸苦を伴っている場合もあり,トリアージや不安を最小にできるような声かけや介助が必要となる.観察のポイント ①バイタルサインの測定 ②呼吸状態・酸素飽和度の測定 ③痛みの有無と程度 ④開口障害の有無 ⑤経口摂取の有無と食事形態の確認 ⑥流行性疾患患者との接触の有無看護のポイント ①バイタルサインや自覚症状から,早急な診察が必要か判断する. ② 呼吸苦や経口摂取不可能による精神的不安を最小にするよう声かけを行う. ③ 痛みにより発声が困難な場合は,筆談でコミュニケーションが図れるようにする.過去の鼻出血内服状況2血液を飲まずに出すトリアージ1酸素飽和度2呼吸苦筆談

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