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手術室ってどんなとこ?7章1ケアのポイント患者さんが医師からの説明を理解し、自らの意思で治療方法を選択できるよう支援しよう患者さんと医療チームの調整役となり、患者さんに継続して多職種が支援する体制を整えよう患者さんの全身状態をアセスメントし、術後合併症を予防しよう患者さんの手術前の不安や苦痛を軽減し、手術に臨めるように援助しよう術前外来、術前訪問、術前オリエンテーションなどを通して、患者さんの手術に取り組む姿勢を支えよう手術室内では、落ち着いた温かな対応や声かけを行い、患者さんの緊張や不安が少しでも軽減できるよう支援しようこれから行われる処置について、わかりやすくていねいに説明しよう(説明しすぎて患者さんを不安にさせないよう、常に患者さんの反応を確認することが大切)麻酔中の意識のなくなった患者さんに対しては、患者さんの安全確保やプライバシーの保護に細心の注意をはらおう手術を受ける患者さんへの援助手術室に看護ってあるの?なんで? どうして? もちろんです! 「手術看護」は手術室内だけでなく、患者さんが手術を選択したときから退院まで周術期全体を通して行うものです。内視鏡手術や血管内カテーテル治療、手術支援ロボットなど、医療技術の進歩は患者さんにとってより負担の少ない治療を可能にしました。医療は進歩しましたが、私たちが患者さんや家族に寄り添う心は変わりません。患者さんが手術を選択したときから、タイムリーにかかわれるのは手術室看護師です。患者さん、家族の心理を理解したうえで、より質の高い看護を提供していきましょう。麻酔中の意識のなくなった患者さんは、自らの意思で危険を回避することができません。手術中の患者さんの安全を守ることは、看護師だけでなく手術チームメンバー全員の責務でもあります。患者さんの意識がなくとも、最良の状態で安全・安楽に手術が受けられ、スムーズに手術が進行し、術後合併症もなく順調に回復できるよう支援していきます。医療者にすべてをゆだねる手術中の患者さん[川越英子]最高の手術をチームメンバーで提供し、患者さんに必要とされる看護を提供しよう。

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