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4現在に至っている。 技術革新にはGartner Hype Cycle(ハイプ・サイクル)という概念がある。それは、あるイノベーションがあって人々の期待が急速に盛り上がるが、過熱気味と思われた頃にある事象をきっかけに幻滅が起こり、一挙に期待がしぼみ、その後、緩やかな啓発が進み、最後には安定した評価が得られるようがん・生殖医療の体制および本書の構成図1-1妊孕性温存希望がん患者がんサバイバー妊孕性温存への支援(1・5章)疾患別がん治療(第2章)疾患別がん治療(第2章)生殖細胞への影響(第2章)事例で学ぶがん・生殖医療(第4章)妊孕性温存への支援(1・5章)事例で学ぶがん・生殖医療(第4章)がん治療がん生殖細胞がん生殖細胞がんサバイバーがん生殖細胞妊孕性温存療法(第3章)妊孕性温存療法(第3章)心理支援・親になる支援(第3章)生殖医療チーム生殖医療チーム生殖機能ロスがん治療チームがん治療後妊娠許可ハイプ・サイクルと医療技術図1-2ハイプ・サイクルとは、ある技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図である。がん治療、生殖医療、がん・生殖医療の置かれた状況を示している。(https://www.gartner.com/en/research/methodologies/gartner-hype-cycleより)期待時間 黎明期(技術の引き金) 流行期(過剰期待の頂)幻滅期(幻滅のくぼ地)安定期(生産性の台地) がん・生殖医療がん治療生殖医療回復期(啓発の坂)

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