カンファレンス ■保険薬局から処方元への情報提供薬局薬剤師残薬がかなりあるとのことを、診察時に申告されていますか？「自分でいうから疑義照会は不要」と言われるので今までこちらからの連絡を控えていたのですが、最近は血圧やHbA1c値を忘れたとのことで、疾患のコントロール状況も把握できていません。フォローをお願いします。 ■病院内カンファレンス病院薬剤師処方箋を応受している薬局からの連絡ですが、薬の飲み忘れが多いそうです。「検査値の聞き取りもできていないのでフォローをお願いします」と連絡が入りました。HbA1cは8.6％まで上がっています。医師診察で妻が亡くなったことは聞いていたので、食生活の乱れでコントロールが不良になっているイメージだったのですが……。看護師身なりもきちんとしているし、薬が増えることも前向きに受け止めている印象でした。検査結果は、糖尿病連携手帳を忘れても印刷した用紙を渡しているので、薬局で悪化したことを知られたくない心境もあるのでしょうか？医師症状のコントロールも必要だけど、身なりや会話で判断しないで、独居生活に不自由がないように、サービスの利用状況の確認が必要な時期なのかもしれないね。看護師次回は、具体的に残薬数や生活上の変化について聞き取るように準備します。病院薬剤師応受先の薬局と連携して、情報交換できる体制を整えます。 外来診療では、「体調はとくに変わりありません」といった患者本人の回答と検査値の変化だけで病状を評価しがちなのではないでしょうか。将来を見据えた疾患コントロールを目指す49経口薬経口血糖降下薬が追加されたが、きちんと薬を飲めていない患者1第章2第部2
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