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12きます。このように、エコーは三つのステージすべてで有用性があり、VA管理にはエコーが欠かせないと考えています。各職種の役割 VAエコーの担い手としては、医師や透析スタッフ(看護師、臨床工学技士)、臨床検査技師、診療放射線技師がいますが、それぞれ異なった役割があります(図2)。 臨床検査技師や診療放射線技師は、エコーの技術を駆使してVAを観察し、さらにマッピングをして詳細なレポートを作成することが望まれています。医師は、検査結果を基に治療や管理の方針を立てることが重要な役割となるでしょう。得られたエコー所見と症状との整合性を確認したうえで、すぐに治療を行うべきか、それとも経過観察が可能か、治療はインターベンション治療と外科手術のどちらがよいかを判断します。透析スタッフは、前述の三つのステージでエコーを使用して管理に役立てることができます。また、穿刺困難な症例に対するエコーガイド下穿刺もすこしずつ普及してきています。 職種によってエコーの有用性が若干異なりますが、現在、その垣根はあいまいになってきています。すべての透析スタッフがエコーに習熟する必要はありませんが、透析室で1人でも2人でもエコーのスペシャリストがいるだけで、大きなレベルアップにつながります。図2 エコーをめぐる各職種の役割医 師治療の可否、タイミング、治療法の判断エコー透析スタッフ日常管理、穿刺臨床検査技師診療放射線技師精査、マッピング

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