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12別冊強すぎないように駆血して血管を怒張させ、針先は角度をつけず血管に対して平行に進めます。3.深いところにある血管 血管の走行を見きわめ、走行に沿って印をつけます。血管の真上から角度をつけて、自信をもって逆流があるまでゆっくりと針を進め、逆流を認めたら外筒を進めます。4.皮膚がたるんでいる場合 親指で皮膚を手前に軽く引っ張って伸展させるだけでうまくいく場合もありますが、親指と人差し指で皮膚を外側へ伸展させて血管を固定させる方法もあります。針を持つ手の中指で皮膚を伸展させることもできますが、一人で不十分な場合は介助者の手を借りることも必要です(写真2)。●引用・参考文献●1)内田佐喜子.“穿刺がうまくなる7つのキホン”.「透析SASUMOを使って達人が教える!透析穿刺がうまくなる7つの基本」セミナーテキストブック.大阪,メディカ出版,2017,9.2)小川洋史ほか監修.“血液透析の原理・ダイアライザー・透析液”.透析ハンドブック:よりよいセルフケアのために.第4版.東京,医学書院,2009,17-27.写真2 皮膚がたるんでいる場合の穿刺ポイント左:親指と人差し指を使って外側へ皮膚を伸展させながら固定する。右:針を持っている手の中指で皮膚を伸展させる。
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